第二新卒奮闘記

1年ちょっとで会社をやめたOLが転職してまたOLやりながら転職活動真っ最中を振り返る記録

休憩:退職して4か月くらい経ったある日、前職の先輩から電話がかかってきた話

9月のある日のの夜中、前職同期の友達から電話が数回かかってきてた。

どうした、どうした

かけ直す。AM4:30...

「先輩が、どうしても、連絡取りたいっていうから、電話したんだ。」

その先輩というのは、
 
私が前職での新入時代、夏まで一緒に働いていた方です。

途中で転勤されたので、短い間ではあったものの同じ支店で働いていました。
「○○・・・・元気しとる?」
 
先輩の声がする。酔っ払ってる
 
在籍中もそうであったように、私を名前で呼ぶ。

状況が掴めた。飲み会で元同期とその先輩が私の話をしていてくれたんだ

先輩は転勤後、電話をかけてくれた元同期のいる支店にいます。
 
何かと気にかけてくれる人で
 
 転職したことを友達に公開したときも

元同期を介してメッセージをくださった。

 
だけど
 
本当は、その度に、なんとなく私は、ビクッとしてた。

「先輩、いっつも、○○ちゃんのこと話題に挙げてたよ。飲み会のたびに。いつもいつも。」

在籍中も、元同期にどれだけそう言われても

にわかに信じられなかった。

その理由は関わった時間が短すぎる上、

男性社員である先輩とはなかなか接する機会が少ないからだけでは無い。
 

いろんなことに引け目を感じていたから、これがなんとなく先輩と疎遠になっていった答えだと思う。
 
 
 
その引け目が邪魔をして

私は先輩に退職時のご挨拶もろくにせずに前の職場を去った。
 
 

電話は続く。

先輩とほんの少しだけ話した。

ご挨拶もなく申し訳ない旨、今は実家をでて、会社員やってること、元気だということ。

何も咎められなかったし、むしろ謝られてしまいました。

今にして思うと、

先輩が口数少なく、

その電話ですごくゆっくり話されていたのは

酔っていたからではなくて

言葉を

ものすごく選んでいたからではないか。

今にして思うと

先輩は、仕事の内容は全然違うのに、

社会人としてのいろんなことをスキあらば教えてくださっていた。

 私を名前でよび

転勤後も会いに来てくださっていた。

 
とても大切に、されていたんだと思う。

(こんなこと自分で書くもんでもないんだけど、あえてそう表現しました)


 いろんな思いが錯綜して

私は、電話の後で、少しだけ泣いた。
 
 

今、ここにいることを後悔したことは一度もない。

現職のボスにも、恵まれている。
 
仕事にも、お客様にも多分恵まれている。

いろんなことが毎日起きるけど。

でも、今、ここにいるのは

今までかかわってきた方々が

たくさん助けてくださったからだと思います。

改めて、そう思います。

お世話になった方々に恩返しができるほど

なんかスペックがあるわけでもないけれど

恩を忘れないでおくだけの心の容量は持っていたいと感じます。

そして、必要以上に物事に引け目を感じないような自分になっていきたいです。

 
以上の日記は、フェイスブックに入社2か月後、書き綴ったものです。
 
この時の思いは今も変わりません。
 
おそらく、これから先もずっと変わることはないと思います。